[作例]XF56mmF1.2 R 大好き部【実写レビュー】

XF56mmF1.2のレビューアイキャッチ カメラ
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最愛のレンズ『XF56mmF1.2 R』を作例付きで語る

どんなカメラメーカーを使っている人にも言えますが、FUJIFILMユーザーにもそれぞれ自分にとっての最高の1本といえるレンズがあると思います。

元祖神レンズである『XF35mmF1.4 R』、どの焦点距離でも単焦点並みの描写をしてくれる『XF16-55mmF2.8 R LM WR』、カバンに入れっぱなしに出来るパンケーキレンズ『XF27mmF2.8 R WR』…

僕にとっては『XF56mmF1.2 R』がそれで、これまで↓の純正レンズを使ってきましたが

  • XF56mmF1.2 R
  • XF35mmF1.4 R
  • XF35mmF2 R WR
  • XF23mmF1.4 R
  • XF14mmF2.8 R
  • XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
  • XF16-55mmF2.8 R LM WR

その上で手放さずに手元に残している単焦点はこの『XF56mmF1.2 R』だけです。

そのお気に入りレンズの良い点(最後にちょっと悪い点)を作例を交えて語ります。

作例には参考の為F値、シャッタースピード、ISOを記しておきます。

そのシャッタースピードならもっとISO下げろよ…という作例写真も多々ありますが気にしないようにしましょう。

フィルムシミュレーションは憶えていません(Exif情報には残らない為)が、だいたいVELVIAな気がします。

APDやWRもあるけど…

『XF56mmF1.2 R』には『XF56mmF1.2 R APD』という別バージョンや防塵防滴性能が追加された後継機『XF56mmF1.2 R WR』がありますが、僕はどちらも使用した事が無いのでそれらとの違いについては今回は触れません。

筆者
筆者

ただ、『XF56mmF1.2 R』がそれらと比較して単純な下位互換の廉価版ではない事は伝えておきます。

『XF56mmF1.2 R APD』はボケ味の代わりに開放がF1.7相当と暗くなり、位相差AFが使えない為AFが遅くなります。

『XF56mmF1.2 R WR』はその性能の代わりにサイズが一回り大きくなってしまっています。

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撮影が楽しすぎる強力なボケ

F1.2という暴力的な数値のF値から繰り出されるボケは被写界深度外のものをトロトロに溶かして被写体を浮かび上がらせるのでファインダーを覗くのが楽しくなります。

XF56mmF1.2 R の作例「青いあじさいとボケ」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/6000 ISO:400

初めてこのレンズを使ったときに覗いたファインダー内で、ピントの当たってハッキリと切り取られた人物を見た時の衝撃は忘れません。ぜひ一度使ってみて欲しい。

また、開放でもピント面は解像度が高いため絞るという事を忘れて常に開放で撮りがち。

過去の写真を探っていたらほとんど開放で撮っていました。

XF56mmF1.2 R の作例「知多の海と夕日」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:11 SS:1/800 ISO:200

もちろん絞ってその高い解像感を存分に味わうのも良いでしょう。

XF56mmF1.2 R の作例「名古屋の夏」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:13 SS:1/1700 ISO:800
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主題がハッキリする焦点距離

XF56mmF1.2 R の作例「木漏れ日と地蔵」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/2000 ISO:400

強いボケと中望遠の56mm(フルサイズ換算84mm)という焦点距離により被写体を綺麗に切り取れるので「何を撮ったのか」が一目瞭然となります。

それによりカメラマンの見つめている視線の先を感じることが出来る写真となり、ドラマチックな効果が生まれます。

XF56mmF1.2 R の作例「ガラス越しの花瓶」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/950 ISO:200

当然広い風景を撮影するのは難しいですが、風景撮影がまったく無理というわけでもなく場合によってはいい感じに撮れるケースもあります。

XF56mmF1.2 R の作例「赤富士」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:2.5 SS:1/750 ISO:800
XF56mmF1.2 R の作例「入道雲」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/32000 ISO:200

遠景を切り取って写したり

XF56mmF1.2 R の作例「桜神社」
X-T3 + XF56mmF1.2 R / F値:2.5 SS:1/4400 ISO:640

中望遠の圧縮効果を使った桜の写真なども撮影できます。

とはいえ風景を撮るのにこの一本だけを持っていくのは無謀ですが笑

XF56mmF1.2 R の作例「初秋の東大寺南大門」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/15000 ISO:800
XF56mmF1.2 R の作例「夏の蹴上インクライン」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/7000 ISO:200

このブログのヘッダー画像もXF56mmF1.2 Rで撮影したものです。

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写真の腕が上がったように錯覚できる

XF56mmF1.2 R の作例「浴衣女性の後ろ姿」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/1700 ISO:200

このレンズを使い始めてから自分の写真の腕がひと回り上手くなったように感じました。

完全にレンズパワーなのですが…

正直何を撮ってもそれっぽくなるのでシャッターを押すたびに撮影の喜びは得られますが、本当の上達には繋がらないかもしれません。

XF56mmF1.2 R の作例「テーブル上のバラ」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/320 ISO:200

ポートレートに強いこのレンズを使い始めてから、友人に結婚式の前撮りなどの撮影を頼まれることが多くなりました。

XF56mmF1.2 R の作例「桜とローディカップル」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/2000 ISO:200

56mm(フルサイズ換算84mm)は被写体からやや離れた適度な距離で撮影できるので威圧感を感じさせず、自然な姿が撮れる気がします。

XF56mmF1.2 R の作例「窓を覗く2人」
X-T3 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/480 ISO:320
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暗い室内でも(まあまあ)安心

XF56mmF1.2 R の作例「ライブハウス」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/52 ISO:800

中望遠ながらも高いF値のため、暗所でもISOをあまり上げずに撮影できます。

手ブレ補正の弱いFUJIFILM機においてこの点は嬉しい。

XF56mmF1.2 R の作例「ステンドグラスの光を吸った木製ベンチ」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/110 ISO:200
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ほどよいサイズ感

X-T1とXF56mmF1.2 R
X-T1 + XF56mmF1.2 R + XF23mm用純正フード

この性能のAFレンズとしてはかなり小ぶりなサイズだと思います。

基本的に趣味でカメラをしている僕としてはこれ以上大きくなると取り回しが億劫になってしまい、それはそのままシャッターチャンスにも繋がる為サイズは非常に大事。

後継機である『XF56mmF1.2 R WR』はサイズアップしてしまっているのが残念なんですよね。

ちなみにレンズフードは『XF23mmF1.4 R』の純正フードがピッタリなので使用しています。

メーカーによるかもしれませんがレンズフィルターの上から装着できます。

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XF56mmF1.2 Rのココが微妙!

ここまでべた褒めですが微妙な点もあります。

開放ばかり使ってしまう弊害

楽しくて開放ばかり使って絞りを弄るのを忘れてしまうレンズですが、そのせいで複数人を撮影する際に1人にしかピントが合ってない写真を量産しがちです。

横並びであってもちょっとしたズレでピントから外れてしまうので本来なら絞る必要があるのですが、それを忘れがちで後からPCで確認した際に後悔することが数知れず…

まあこれはレンズのせいではなく僕の不注意ですが。皆さんも気を付けましょう!

AFが遅い

全群繰り出しのXF35mmF1.4 RほどではないですがAFはやや遅め。

それによりシャッターチャンスを逃したことも幾度かあります。

しかしこれらの作例写真は古代遺物であるX-T1で撮影している(実は2枚だけX-T3)ので、AF速度が改善されている現代の機種なら気にならないかもしれません。

XF56mmF1.2 R の作例「あじさいと蜜蜂」
X-T1 + XF56mmF1.2 R / F値:1.2 SS:1/18000 ISO:200

また、そのデメリットを無視しても使いたくなる魅力にあふれた一本です。

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