常用レンズとしてVOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mountを購入
最近大きなレンズを装着したカメラを持ち運ぶのが億劫になってきました。
僕がよく使うレンズはXF56mmF1.2RとXF16-55F2.8R LM WRのふたつ、どちらも最高のレンズです。
しかしそれなりの大きさの為「特に撮影の予定はないけどカバンにカメラを入れておくか」というような用途にはやや不向きです。


XF56mmF1.2は一番好きなレンズなんですけどね
これまで買い物などの出先でふとよいロケーションに出くわして、カメラを持ち歩いていない事を後悔することが何度かありました。
そこで普段使い出来るパンケーキレンズの購入を検討。
XF27mmF2.8 R WR
Xマウントのパンケーキと言ったらこれ、初代純正パンケーキレンズXF27mmF2.8の防塵防滴バージョン。初代と違い絞りリングが搭載されています。
長さ(厚み)は23mm。
もちろんオートフォーカスなのでスナップ感覚で気楽に撮るには最適です。
最初はこのレンズを買おうと思っていたのですが…
VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mount
結局買ったのはこのVOIGTLANDER(フォクトレンダー)ULTRON 27mm F2 X-mount。

長さ(厚み)はXF27mmF2.8と同じ23mm。
焦点距離も同じである事を考えるとかなり意識して作られている気がします。
そして1段明るいF2なのですが、その分オートフォーカスがないマニュアルフォーカスレンズです。
このブログ用の画像を撮影する際にも活躍してもらう予定なので気軽に撮れるオートフォーカスは正直欲しかったのですが、その他のいくつかの要素を考慮してULTRON 27mm F2に決めました。
F値
まずはやっぱりF値の違い、F2.8だと室内撮影がちょっと不安な気がします。
また、F2なのでボケの点でも(多少)有利です。
最短焦点距離
もう一点、ULTRON 27mm F2が数値的に勝っているのが最短焦点距離です。
XF27mmF2.8 R WRが34cmなのに対して
ULTRON 27mm F2は25cm。
この9cmの差は結構大きく、テーブルフォトなどで有難さが分かる予定なのです。
描写力
昔はレンズを買う際に焦点距離、F値、大きさなどの数値的なスペックだけを参考にしていましたが、最近はちゃんとネットで作例を探して確認しています。
インスタやyoutubeなどで作例を見て、ULTRON 27mm F2の解像度の高さに惹かれました。
解像感はXF27mmF2.8 R WRより高いように思います。
| 参考価格 | フォーカス | 焦点距離 | F値 | 最短焦点距離 | 厚み(長さ) | |
| XF27mmF2.8 R WR | 約58,000円 | AF | 27mm | F2.8 | 34cm | 23mm |
| ULTRON 27mm F2 | 約65,000円 | MF | 27mm | F2 | 25cm | 23mm |
ULTRON 27mm F2の外観チェック
実際に手元に届いて触ってみるとやっぱり小ぶりですね。

XF27mmF2.8 R WRと長さは同じですが、太さ(径)が1回り小さいのでよりコンパクトに感じます。
レンズキャップはフォクトレンダーのロゴが描かれたいつものが付属しています。このキャップもカッコいいのですが。
付属のフジツボフードを付けた際は専用のねじ込み式キャップを使用します。

このフジツボフードは非常に薄くてデザインも良く、薄さを活かすために保護フィルターをしない予定の僕としてはレンズ保護としても有能そうで気に入っています。
ねじ込み式キャップも非常に薄く、コシナの薄さへのこだわりが感じられます。

地味に嬉しいのがコレ、珍しいフォクトレンダーロゴのXマウントリアキャップが付属しています。

マニュアルフォーカスレンズなのでピントを合わせる為にヘリコイドを回すと長さが変わります。
無限遠に合わせると最短になり↓

最短焦点距離に合わせると最長となり4mmほど伸びます↓

絞りは10枚、クリック式でF2~22です。

他のレンズとサイズを比較
左から
- VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mount
- VOIGTLANDER NOKTONclassic 40mm F1.4 + マウントアダプター
- FUJIFILM XF56mm F1.2 R
- FUJIFILM XF16-55mm F12.8 R LM WR

ULTRON 27mm F2がいかに小さく薄いかが分かります。
同じフォクトレンダーのNOKTONclassic 40mm F1.4もレンズ単体では小ぶりなのですが、マウントアダプターが必要なのでその分長くなってしまいます。いやでもノクトンかっけえな…。
X-T1に装着
X-T1との見た目的相性もばっちり。

ちなみに僕は現在カメラ本体をこのX-T1しか持っていないので、この写真は鏡を使って(その後反転させて)撮りました笑
余談ですがX-T○シリーズではX-T1が一番デザインが好きです。リニューアルするたびにどんどんソリッドになって好みから離れていってしまっているんですよね。
装着した際の厚みも薄く、これなら気軽に持ち運べそうです。

さすがにズボンのポケットには入りませんが、冬のコートには忍ばせられそう。
ちょっと惜しい部分も
そんなULTRON 27mm F2ですがやや不満な部分もあります。
ピント/絞りリングが掴みにくい
その薄さゆえに仕方のない事ですが、ファインダーを覗いてノールックでピントリング/絞りリングを触る際に場所が分かりづらいです。

ピントリングにはレバーが、絞りリングにはローレットがあるのでそれらを頼りに探せばよいのですが…これは慣れれば気にならなくなるかもしれません。
ねじ込み式キャップが使いにくい
専用フジツボフード用のコイン型ねじ込みキャップですが、見た目は非常に良いのですがやっぱりいちいちねじ込むのは面倒です。
すぐに撮りたい場面でネジネジするのはストレスになりそう。
また、レンズを見ずにキャップを嵌めようとしたときにズレたり傾いたりすると前玉に当たりかねないのもちょっと怖い。

このサイズのばね式キャップは小さくて握り難いし、個人的にはかぶせ式フードが欲しいですね。
3Dプリンターで試作してみましたが、安っぽいしPLAなので耐熱的に夏の野外では使えません。

なにかいい感じのフードないかなあ。
追記

とりあえず今は普通のばね式レンズキャップを購入して使っています。
ねじ式よりははるかに簡単に着脱できるので、もっといいものが見つかるまではこれでいいかな。
サイズは28mm。
[Future Cruise] レンズキャップ サイドクリップ(28mm)
せっかくの電子接点が無意味
これはどちらかというと古いカメラを使っている僕が悪いのですが。
ULTRON 27mm F2にはマニュアルフォーカスレンズでありながら電子接点があり、Exif情報や撮影距離連動表示などの機能が使えます。

しかしX-T1では最新のファームウェアでもそれらの恩恵は得られません。悲しい。
せめて現在の絞り値参照やExifが使えればめちゃくちゃ嬉しいんですが…
富士フィルムさん、なんとかなりませんか?
まとめ
まだ購入したばかりで外に写真を撮りに行っていないのですが、結構気に入っています。
今度出かけるときはバッグにこっそり忍ばせよう。
(何度か撮影に行きました。作例多数の実写レビューもあるのでぜひご覧ください↓)







コメント