ミラーレンズで月を撮影して編集する【800mm】

月の撮影アイキャッチ カメラ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

FUJIFILM(フジフィルム) X-T1で中秋の名月を撮影

月を撮りたいと思いました。

今日は中秋の名月だという事をTwitterで知ったので、急きょ撮影を始めて撮れた月がこちら。

2024年中秋の名月
2024年中秋の名月

今回は普段天体撮影をしない天体素人による比較的気軽な月の撮影をご案内。

スポンサーリンク

撮影機材

撮影に使用した機材は以下。

月の撮影機材
  • FUJIFILM X-T1
  • Kenko ミラーレンズ 800mm F8 DX
  • Kenko Tマウントアダプター フジフイルム
  • SUNWAYFOTO L型プレート X-T1用
  • SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ&プレート
  • ETSUMI 三脚アクセサリー テレホルダープロ
  • Velbon トラベル三脚 UT-43

必要不可欠な機材

カメラ本体はいつものX-T1、そして今回の主役であるレンズはKenko ミラーレンズ 800mm F8 DX

KENKO ミラーレンズ 800mm F8 DX
KENKO ミラーレンズ 800mm F8 DXとTマウント→Xマウントアダプター

このレンズはその名の通り鏡を使用したミラーレンズです。

ミラーレンズはコンパクトで軽量な超望遠レンズの割に値段がお手頃という特徴があります。

800mmなんて使用頻度の低いレンズにあまりお金が出せないのでこのミラーレンズの存在はありがたい。

TマウントなのでXマウントで使うのにアダプターを使用しています。

安価なミラーレンズですが、あまり使いやすいとは言えません。

まず、このレンズは当然のようにMFなのですが、被写界深度が非常に薄い為ピント合わせが非常に難しい。

オーバーインフ(無限遠より奥にヘリコイドが動く)なので38万km先にある月の撮影とは言え無限遠に固定すれば良いというわけでなく、しっかり自分でピント合わせを行う必要があります。

しかしピントの山を掴みづらいのでこれがなかなか難しく、あとでPCで確認したらボケていたなんてことが非常に多い困ったレンズです。

また、F値も8で固定なのでF値を上げて被写界深度を広げることも出来ず、ピント合わせの難易度は変更できません。

そのせいで距離の異なる被写体を一緒に写したい際にも「両方にピントを合わせる」事が出来ないのもとても残念。

月と桜
月と桜を撮りたかったが桜はボケボケ

カメラと超望遠レンズ、そして三脚があれば撮影は可能です。

僕が使っている三脚はVelbonのトラベル三脚「UT-43」、綺麗に折りたためてコンパクトになる三脚で作りもしっかりしているのでお気に入りです。

しかし、月の撮影に向いているかというと全くそんなことはありません。主に雲台。

この三脚の雲台は自由雲台なので、微調整が困難なので超望遠レンズでの撮影には向いていません。

建物などの遠景を撮るだけなら一度調整してしまえばよいのでまだましなのですが、月は動くのでそのたびに動かす必要があります。

そして800mm(フルサイズ換算1200mm)で撮影していると月がいかに速いスピードで移動しているかを実感します。

中心にフレーミングしても1-2分でフレームアウトしてしまうほど。

なので月の撮影には微調整が可能な雲台がおすすめです。

とはいえ月の撮影は後でトリミングするのが(たぶん)普通なので、面倒だし雲などのタイミングを逃す恐れはあるものの自由雲台でも撮影できます。

微調整が困難な状態で、刻一刻と動く月をドンピシャで中央にとらえるのは至難の業。

800mmレンズでの月のサイズ
800mm(換算1200mm)での月のサイズ(トリミング前)

無くても撮影は可能な機材

無くてもいいけどあると便利なのがETSUMI 三脚アクセサリー テレホルダープロ、これは雲台を固定するネジの位置を変える為に使っています。

いくら比較的コンパクトなミラーレンズとはいえ十分に大きくそれなりの重さなので、カメラのネジ穴に雲台を直接つけると大分フロントヘビーになってしまい、調整が大変になったり勝手にお辞儀してしまいます。

その点これを使えば雲台を重心に設置出来るので、それなりに安定します。

SUNWAYFOTOのL型プレート、クイックリリースプレート、クランプの三点は高さや前後の微調整に使っています。

スポンサーリンク

撮影のコツ

RAWデータは残しておこう

jpegで撮影しても良いのですが、残しておいて損はないのでRAWデータも残しておきましょう。

今は現像の技術ややる気が無くても、いつかそれらが出来るようになるかもしれません。

雲が晴れている瞬間を狙おう

月はかなり明るいので適正露出にすると薄雲に隠れていても普通に撮影できますが、そのせいでぼやけてしまっては勿体ないので、可能なら雲がかかっていない瞬間を狙いましょう。

タイマー設定を活用しよう

超望遠撮影ではシャッターボタンを優しく押しただけでもめちゃくちゃ揺れます。

手ブレ防止のためにセルフタイマーを活用しましょう。

X-T1のセルフタイマー画面
X-T1のセルフタイマー設定画面

しばらくの間揺れるので1番長いタイマー設定がおすすめです。

またはスマホのカメラアプリに繋いで遠隔でシャッターを切るのも良いでしょう。

白飛びしないように気を付けよう

白飛びしてしまうと後で編集した際に明るさを変更できないので、白飛びのない明るさで撮影しましょう。

スポンサーリンク

編集について

撮影が終わると次は大事な編集です。

jpeg撮って出しと編集したもの、そしてどの編集ソフトで編集したかで結構変わります。

下の画像はそれぞれ下記のデータの比較です。

  • jpeg撮って出し
  • jpegデータをiphoneに送り純正アプリで編集
  • RAWデータをLightroomで編集
編集ソフトの違い
(左)jpeg撮って出し(中)jpegをiphone純正アプリで編集(右)RAWをLightroomで編集

弄った項目は主に「明瞭度」「コントラスト」、あとは「ハイライト・シャドウ」「白レベル・黒レベル」を少し調整した程度です。

月面のクレーターなどの明瞭度でいえばiPhone>Lr>jpegでしょう。

しかしその分iPhoneのものはノイズも大きくなっているのでその点はトレードオフ。

あなたはどれがお好きですか?

僕は多少ノイズが乗っていても模様がハッキリしているものが好みです。

iPhoneの方が操作が簡単ですが、Lrでもちゃんと知識があればノイズを減らしつつ明瞭度を上げられるのかもしれません。

いつかその技術を会得するかもしれないのでRAWデータは残しておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました