モデリングデータを用意しよう
さてさて3Dプリンターで作るのは良いですが、そのためにはモデリングデータ(STLデータ)を用意する必要があります。
ドラクエという超有名なタイトルの、最もアイコニックな武器なのでネット上のどこかにモデリングデータが落ちていてもおかしくありません。というかあるでしょう。
そこで3Dモデルを共有するSNSthingiverseなどで探してみましたが…ありません。
ゼルダのマスターソードはいくつかあるのになあ、何故だろう、ゼルダは現在進行形で人気があるからかな。
つまり自分でモデリングするしかない
自分でモデリングする必要があるようです。
出来るかな…特にラーミアは非常に複雑な形をしています。
とりあえずやり始めるか…やり始めなければやり遂げることは出来ません。
使用する3Dモデリングソフトはfusion360、個人での利用(非商用)であれば無料で使えます。
実際の当時のモデリング時の画像はありませんが、fusion360は過去ログを参照できるのでそのスクショを順に追っていきます。
モデリングのやり方「fusion360」
モデリングの基本的な順序は
- スケッチを書く
- スケッチを選択し、「押し出し」や「回転」を使って立体にする
- 立体に穴を開けたり角を丸めたりして理想の状態にもっていく
となります。基本これなので意外と直感的に出来ます(簡単なものなら)。


とりあえず簡単そうな柄の部分から始めました。柄はエンタシスデザインにし、片手でも両手でも持てるちょうどよい長さにします。
また、柄には革を巻く予定なので太くなることを考慮し細めにしてあります。

他の部分もスケッチ→押し出しで形を作っていきます。この時点で色がついていますが、これはなんとなくのイメージをする為につけたもので実際に3dプリンターで印刷する時にはもちろん色はついていません。
3Dプリンターで出力したものは一様にフィラメントの色なので、出力後に塗装を行います。
僕は塗装は死ぬほど苦手でマスキングもできるだけしたくないので、色の違う部分はすべて別パーツとして印刷して塗装した後で接着します。
さて問題のラーミアはどうするか…




はい、できました。
説明を放棄していますが、かなり複雑なのと正直必死だったので記憶が曖昧なのです。押し出しと回転を組み合わせ、スケッチもy軸に展開させたりしました。もう一度作れと言われても多分できません。
表面の文様はネットで見つけた色々なロトの剣を参考にしました。中央には宝玉(レジン製)を据える空間があります。
すべてのパーツがそうですが、同じパーツを2つ印刷した後に表裏を合わせる為片面のみのモデリングとなります。3Dプリンターでは平面があったほうが印刷しやすいしね。

裏面はこのようになっています。刀身部分は長すぎて当然3Dプリンターのサイズに収まらないので4分割しています。
やってみて…
こうやって振り返ると簡単そうに見えますが、実際にはモデリングだけでまるまる2週間ほどかかっています。
特にラーミア近辺は何度も修正して納得いく形に持っていきました。エラーが出てイメージ通りの形になかなかできなかったりやり方が分からなくて調べまくったりとストレスが溜まることも多々ありましたが、少しずつ理想に近づいていくのは嬉しかったですね。
この後印刷して表面処理や塗装など実際にはかなりの工程がありますが、この時点で結構達成感がありました。
その後の工程と違って失敗しても簡単にやり直せるのも良いですね。
次はいよいよ印刷をしていきます。
前回 → 素材に悩む
次回 → 試作品印刷



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