運搬用ケースと壁掛けフックを作る
ロトの剣を運搬する為のケースと、家に飾って貰う時の為に壁掛けフックを作ります。
運搬用ケース
デリケートなロトの剣を運ぶ際に、そのままだと破損の恐れがある上に非常に目立ちます。
そこで運搬用ケースを段ボールで作りました。

素材の段ボールは貰ってきた冷蔵庫の物を使用、厚みがあるので丈夫です。
中でロトの剣が動かないように100均の発泡スチロールを形状に沿うように加工して貼り付けました。

特に一番ぶつけたくないラーミア部はどこにも当たらないようにします。


上蓋を閉じて開かないようにバンドでしっかり締めます。

役目を終えれば捨てるものなので見た目は非常に雑ですが、機能としては十分。
厚みがあり硬い段ボールを使っているので、中でロトの剣が動いてしまうようなことも起こりませんでした。
結婚式当日や新居への運搬だけでなく、リハーサルや撮影などで思った以上に持ち出す機会があったので非常に重宝しました。
壁掛けフック

前回作った岩は見た目はカッコいいのですが床を占有する必要があるので、家に飾るとなるとやや邪魔。

そこで、披露宴では岩に差して飾り、その後は専用のフックを作り壁に掛けて飾れるようにしたいと思います。
ロトの剣、縦に飾るか横に飾るか
まずはどうやって、どの部分で支えるかを考えます。
縦に飾るか横に飾るか…
日本刀は横にして飾っている印象がありますが、西洋の剣は縦横どちらもある気がします。
横に飾れば刀身のルーン文字が読みやすい形になりますが、縦に飾ったほうがラーミアが映える気がします。ロトの剣は左右対称なので縦が似合いそうです。
それに縦に飾ったほうが邪魔にならなそう。
という事で縦に飾れる壁掛けフックを作ります。
どの部分で支えるか
次にどの部分で支えるか。
凹凸を利用して引っ掛けるのが簡単でしょう。
ロトの剣には凹凸部分が多いのでいくつかそれっぽい場所があります。

しかしどれもちょっと心もとなかったり、せっかくのラーミアを隠したりとどれもあまりしっくりきません。
場所によっては塗装が剥がれそうで怖い。
どうしたものか…
実はピッタリの場所があります。
設計時の自分に感謝
こんな時の為にラーミアの内側に溝を作っていました。

色んなロトの剣のデザイン(公式商品や個人製作)を見て、この部分は結構フラットになっていて寂しい印象だったので情報量を増やすためにも溝を付けていました。
この部分に差し込む形でフックを作りましょう。
デザインして印刷
fusion360でデザインして3Dプリンターで印刷。

印刷を綺麗にするために分割していますが、左の3点がラーミア内部用のフックです。
そしてフックだけでは重心が傾いてしまうので刀身を支える用の部品も作成(右)。
端材のツーバイフォーなどを使って仮の土台を作成。


良い感じです。
壁側はどうするか
現在は壁側の木材に穴を開けて固定する形ですが、賃貸ではそういうわけにはいきません。
ツーバイフォー材を「ディアウォール」のような突っ張り製品で固定するのが壁に穴を開けずに済むので良いかなと思います。
そこで新郎に聞いてみると「単管パイプに固定できるようにしてほしい」との事。
単管パイプを挟み込んでネジで締め付けて固定するようなモデルに修正します。

高級感を出す
3Dプリンターで出力したままでは積層痕丸出しで安っぽいのと、固いのでロトの剣が傷ついてしまう恐れがある為、布で覆っていきます。

まずは両面テープを全面に貼って

メルカリで買ったベルベットで覆います。

このベルベットは伸縮性があるので結構雑に張っても対象の形に追従してくれます。
そしてカット。

とても綺麗に貼れました。これをすべてのパーツに行って完成。

両面テープの耐久性がどのくらいあるかは謎ですが信じましょう。
本体も合わせてなにかあれば都度修復しようと思っています。
新郎新婦の新居へ
新居にお呼ばれした際に持っていき、ロトの剣を完全に譲渡してきました。

フックもいい感じです。
まとめ-すべてを終えて-
「作れるか分からないけど、こっそり作ってダメだったら内緒にしとけばいいや」という気持ちで作り始めた1/1スケールロトの剣。
いざ作り始めるとあらゆる場面で苦戦を強いられ非常に大変でしたが、それらのトラブルをひとつずつクリアして前に進んでいくのは楽しく、モノづくりの楽しさを再確認できました。
新郎もとても喜んでくれて、ケーキカットだけでなくいろいろな場面で使ってくれたので作った甲斐がありました。
あとは飾っていてどのくらい持つのか、どのくらいで劣化するのかが気になります(今後のモノづくりの参考にも)が、その点は何かあれば報告してもらうようにします。
前回 → 伝説の剣っぽい岩の製作



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