ロトの剣レプリカ自作記06-宝玉と柄巻-

ロトの剣レプリカ自作記06(宝玉とつかまき)のアイキャッチ ロトの剣自作記
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宝玉と柄の革(柄巻)を何とかする

印刷が終わったので次は表面処理をするのですが、形が出来たので先に宝玉柄に巻く革(柄巻)を何とかしましょう。

この2点は3Dプリンターでは作れない部分で、異素材になるのでちゃんと仕上げればロトの剣をよりリアルでリッチなものにしてくれるはずです。

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まずは宝玉

宝玉は試作品印刷のパートでUVレジンを使用する事に決めました。

透明度が高くて劣化しないガラスも考えましたが、ちょうどいい大きさと色の物が見つからなかったので今回は却下。UVレジンなら割れる心配もほぼありませんし。

UVレジンは型に流し込んでUVライトに当てるだけですぐに硬化してくれるので非常に扱いやすいですが、UV(紫外線)で状態が変わるという事はそのまま紫外線に弱いという事のはず。

一番大きい劣化が黄変です。透明だったものが何年かすると黄ばんでしまいます。

前回は100均のレジンを使用しましたが、もっと透明度が高いものが良いですし出来る限り紫外線への耐性が強いものを選びたい。

UVレジンは色々な会社が販売していてそれぞれ特徴が異なるようなのでどれを買えばよいか非常に悩みますが、めちゃくちゃ参考になるyoutube動画を発見しました。

12種類(+α)のUVレジンを24時間窓際に放置して1年間の変化を観察したもので、1ヶ月ごとに新しく追加しているので黄変の推移がとても分かり易い動画です。本当にありがたい。

僕はこの動画を参考にして、黄変の少なかったSK本舗の「ネオレジン」を選びました。

レジン用着色剤は商品画像の色味で判断してこちらの宝石の雫を購入↓

UVレジンは太陽光でも硬化しますが僕は夜中に作業することが多いのでUV-LEDライトを使用↓

シリコン型は100均の物だとちょうど良いサイズが無かったのでこちらも追加購入↓

それらを使ってできたのがこちらの宝玉群↓

UVレジンで作った宝玉

あまり明るい色にすると安っぽくなりそうだったので、着色剤は少しだけ黒を混ぜています。

そして本体へは接着剤で固定する予定なので、その辺が透けて見えないように裏面はシルバーのスプレーで着色。

宝玉はこれで問題ないでしょう!

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柄に革を巻く

次は柄に革を巻きます。ここも色々と悩みました。

  • 巻く素材はどうする?
  • どんな巻き方をする?
  • 固定方法はどうする?
  • 端の処理はどうする?

巻く素材はどうする?

やっぱり巻くなら革なのですが、耐久性を考えると合皮ではなく本革を使いたいところです。

ロトの剣の柄の色は紺色、革を染める技術は無いので紺色の本革を探す必要があります。

Amazonや楽天で調べましたがいい感じの物がありません、近所のレザーを扱う店をのぞくと良さげなものがありましたが、今度はお値段が高い…

そこでメルカリで「本革 はぎれ」と検索してみると結構多くの商品がヒットしました。

その中から一番イメージに近いものを購入↓

メルカリで購入したシュリンクレザー

牛革シュリンクレザー ネイビーブルー はぎれ10枚セット 1800円(送料込み)

シボのある革で、厚さ1.3mm程度の物です。

本当はシボの無いつるっとした革で、厚みももう少し薄いものが良かったのですが見つかりませんでした。革との出会いは割と運によるところが多いのでこちらに決定。

結果的にはいい感じになったので結果オーライです。

どんな巻き方をする?

持ち手に革を巻くとなると最初に思いつくのが、細長くカットしたものをシンプルにぐるぐると巻いていく方式。自転車のバーテープやテニスラケットに見られるものです。

ロトの剣設計図

しかしロトの剣の画像を検索して出るものは↑の画像のように編み込みになっています。

バーテープ方式の方が圧倒的に楽そうだし必ずしも設定どおりにする必要はありませんが、やはりこちらの方がカッコいいので互い違いに編み込む方式に挑戦します。

固定方法はどうする?

革を棒に巻くだけではすぐにズレてしまいそうなので何らかの形で対策しなければなりません。

接着剤を裏面に塗ることも考えましたが、編み込みながら塗るのは修正が効かなそうだし表面に付いたら困るので今回は両面テープを使います。

端の処理はどうする?

柄(握り)の両端部分の革の処理をどうするか問題、この部分が露出してるとそこからめくれてきそうだし何より見た目も良くないので、上下の装飾で覆う形にしました。

柄部分のモデリング図
柄部分の3Dモデル(断面)

金色の「柄頭(画像左)」と「縁(画像右)」を「握り(画像中央)」の端に被せる形で革の端面を隠す造りです。

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巻き作業開始

やり易い革の編み方をネットで検索しても棒状に対して編み込むものが見つからなかったので、自分なりの方法で進めていきます。

革を短冊状に切ったところ

まずは革を細長い形状にカット。

それぞれの太さは柄の直径とどの程度の粗さ(細かさ)で編み込みたいかで決定します。

端が繋がっているのは、編み込んでいく際にバラけにくくする工夫ですがどうせ両面テープで接着しながら作業するのでそんなに意味なかったかも。

ただ、編み初めに角度をそろえるのには役立ったと思います。

それが2セットあるのは互い違いに編み込むからで、重なる形になるので1セットの太さ(斜め)が柄の直径と等しくなります。

革の太さの説明

このそれぞれの足(?)の裏面に両面テープを貼ります。使用したのはseriaの強力薄型両面テープ。長持ちするよう願いを込めながら貼りましょう。

柄巻の様子
作業当時の画像が試しに編んだこれしか残って無かった

あとは互い違いに編み込んでいくだけ。

画像では両面テープの剥離面を剥がしていませんが、実際には編み込んでいくにしたがって徐々に剥がしていきます。一気に剥がしてしまうとそこかしこに引っ付いてしまってストレスフルなので注意。

注意点として、柄(握り)の直径と1セットの太さが等しい件ですが、今回は柄(握り)がエンタシス(中央が膨らむ形)になっているので一番太い中心の直径で計算します。

細い部分の直径で計算すると中心部に隙間が出来てしまうのでね。

逆に太い部分で計算すると細い端の部分で革が余り気味になってしまいますが、そこは革の柔軟性でカバー。引っ張って細くしたりして何とかしました。

本当はそれぞれの革もエンタシス形状に切れば良いのですが、それは非常にめんどくさそうなので辞めました。

そして端面をカットして完成。

完成した柄巻の図
例によって当時の画像がない

それなりにいい感じの出来上がりです。

柄頭(画像右)の被せをもっとタイトにしても良かった気はしますが良いでしょう!

前回 → 本番印刷

次回 → 表面処理

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