手軽に超望遠を楽しめるミラーレンズ
我が家の最望遠レンズ、kenko800mmF8DX。
鏡を用いることでコンパクトに出来るという仕組みのレンズで、望遠鏡ではよくある仕組みのようです。

マウントはTマウントなので、僕はT→Xマウントアダプターを使用しています。
800mmという超望遠としてはとてもコンパクトなサイズと重さで、値段も安め。

望遠鏡みたいな見た目がカッコいい。
撮影方法
超望遠なのでさすがに手持ち撮影は困難です。

三脚に固定し、フロントヘビーになってしまうバランスをとる為に機材を追加して撮影しています。
また、シャッターボタンを押しただけでしばらく揺れるのでセルフタイマー機能を活用しています。
詳しくは月の撮影記事で解説↓
リングボケ
ミラーレンズの面白い特徴としてボケの形があります。
前玉中央にミラーがある為ボケがリング状になります。

背景が汚くなりがちではありますが、できればこの特徴的なボケをうまく生かした写真をいつか撮ってみたいものです。
ピント合わせの困難さ
このレンズはMFですが、ピント合わせはなかなか難しく感じます。
拡大表示機能を使って、フォーカスピーキングを使用して撮影して「これで完璧だ!」と思った写真をPCで確認するとピントが合ってない…という事はよくあります。

被写界深度の薄さと描写の甘さが相まってピントのピークが分かりづらい。

その代わりピントがしっかり合うと撮影では見られない面白い絵が撮れるのがこのレンズの魅力。
描写の甘さも花の撮影なら柔らかい雰囲気を出せて、プラスに働かせることも出来るかもしれません。
月の撮影
このレンズの一番の活用方法は月の撮影ではないでしょうか。
僕はそのために買いましたし、ほとんどそれにしか使っていません。

月の画像は検索すればいくらでもこれ以上に精細な画像を見ることが出来ますが、自分のカメラで撮影することの感動があります。
しょっちゅう月の撮影をするわけではないけど、自分で撮影する経験はしてみたいという方にはピッタリなレンズだと思います。
圧縮効果
800mmという超望遠レンズなので圧縮効果も圧倒的です。

しかしF8固定なので被写界深度を広げる事が出来ず、片方しかピントを合わせる事が出来ません。

太陽であればボケていても被写体として機能しますが、その他ほとんどの物はピントが合っていないと何がなんだか分からない。

ある程度近いものなら原型を保っていますが、リングボケがうるさいですね。
月と何かを一緒に写すのは絶望的で、地上にあるものはすっかり消えてしまいます。

月と桜という最高の組み合わせを撮りたかったのですが、残念な結果に。
逆に桜にピントを合わせると月が跡形もなく消えてしまいます。

もしかしたら飛行機などならいい感じに撮れるのかもしれません。
まとめ
僕が出不精なので比較的コンパクトとはいえ大きいこのレンズを持ち出す機会はあまりなく、それゆえにまだまだこの面白レンズのポテンシャルを出し切っているとは言えません。
焦点距離を2倍にするテレコンバーターもある様なのでそれを使って月の撮影もしてみたいですね。




コメント