薄型財布の定番 abrAsus(アブラサス)「薄い財布」ブッテーロレザー
この記事は abrAsus(アブラサス)の「薄い財布」を6年ほど使用して感じたことを綴るレビュー記事です。

ちょっと変わった使い方や改造などもあるので、購入を迷っている人だけでなくすでに使用している人も参考になるかと思います。
僕が初めて買った薄型財布がこの財布。
検索で「薄い財布」と調べると上位に出てくる薄型財布の定番商品です。

このブッテーロレザーエディションを使う前は、エンボス加工のブラックを使用していました。
そんな「薄い財布」を2代に渡って使い倒した感想です。
経年変化(エイジング)と耐久性
電車通勤時に3-4年ほど毎日尻ポケットに入れて我が尻圧に耐え続けてきた財布です。

雨でがっつり濡れたことも何度かあり、結構酷使していた方だと思います。
また、革の手入れは一切していません。
それを踏まえて画像にて経年変化(エイジング)をご確認下さい。
abrAsus(アブラサス)「薄い財布」の特徴
その特徴はなんといってもその薄さ、「薄い財布」の名前に恥じない薄さへのこだわり。
要素が出来るだけ重ならないような形になっています。

特徴的なのがこの部分↑、畳んだ際にカード入れの切れ込みに紙幣を押さえる部分が納まる作りになっているので革が重ならず、少しでも厚くならないように徹底されています。

また、それらの「紙幣&カード部分」と「小銭入れ」を重ならない場所に置くことでギリギリまで薄くすることに成功しています。
札入れは小銭入れに押さえられるので勝手に開くこともありません。
とても綺麗に計算された作りで素晴らしい。
限られた収納
「薄い財布」はその薄さの代償として収納数は必要最低限となっています。
- 小銭 ~15枚
- カード 3~4枚
- 紙幣 ~20枚
小銭
小銭の収納限界は公式で15枚。
「きちんとお釣りの計算をして管理すれば、500円玉1枚+100円玉4枚+50円玉1枚+10円玉4枚+5円玉1枚+1円玉4枚の合計15枚、小銭は999円(15枚)を超えることはほぼありません。」
と宣伝しています。
実際に僕が使っていた際はどうだったかというと、確かに問題なく収納できていました。
一般的なジャラジャラと入れるボックス型の小銭入れと違い、底が浅く自然と横並びになるので一覧性が高く、どの硬貨が何枚あるのかが一目瞭然なので管理がしやすい。

小銭は種類ごとにまとめるとより管理がしやすくなります。
小銭入れは中心が膨らんだ形状的になっているので、(500円玉を除いて)一番大きい10円玉を中心に入れると良いでしょう。
100円玉と50円玉は一見で見分けにくいので離して入れておきましょう。
僕はこの使い方で、友人との割り勘などで小銭を調整できない際や、後述する500円問題を除けば小銭の収納に問題を感じませんでした。
カード枚数
カード入れは複数枚を重ねて差し込む形です。
一見取り出しにくそうに見えますが、奥の切れ込みから押し出せるので楽に出し入れができます。

交通系ICカードや免許証のような厚みのあるカードだと3~4枚収納可能。
逆に1~2枚だとスカスカになってしまい抜け落ちてしまうので注意です。
僕はこのスペースに免許証、保険証、クレジットカード、キャッシュカードを入れていました。
紙幣
紙幣の限界は厳密には分かりませんが、手持ちの18枚を入れてみるとキツキツですが入りました。
おそらく20枚くらいはギリギリ入るのではないでしょうか。

改造と使い方の工夫
「薄い財布」のちょっと変わった使い方をご紹介。
- 500円玉の収納方法の工夫
- 交通系ICカードの収納(改造)
500円玉問題
実は小銭の数がある程度以上の状態で500円玉を入れると、形が歪んでしまいます。

財布を閉じると

こうなってしまいます。
これでは革へのダメージが局所的に強くなってしまい、部分的に色が濃くなったり形がデコボコしてしまいます。
通常のエンボス加工のブラックならそんなに気になりませんが、エイジングで色が変わる明るい色のブッテーロレザーでは避けたい事象。
そこで僕は札入れの紙幣を押さえる部分に500円を差し込んでいました。

一見すると簡単に落ちてしまいそうですが、意外としっかりとハマるので僕は落としたことはありません。
しかしこれにもデメリットがあり、閉じた際に当たるカード入れの革に跡が出来てしまいます。

閉じたときにも見える小銭入れか、開いた際に見えるカード入れか。
どちらの見栄えを優先するか天秤にかけて、この使用方法を選択。
とはいえ出来るだけ500円玉を出さない支払い方を心掛けておりました。
交通系ICカードを使いやすく
紙幣を押さえる△をめくると小物入れが現れます。
公式としてはこの部分に鍵などを入れることを推奨していますが、僕はこの部分に交通系ICカードが入るように簡単な改造を施しました。

改造と言っても端の部分をハサミなどで切り取るだけ。
この収納部分は入り口こそ狭いのですが内容面積はカード1枚分あるので、この部分をカットするだけで差し込むことが可能になります。
これにより交通系ICカードを取り出さずに財布に仕込んだまま改札に押し当てる事が可能になるので、非常に使い勝手がよくなります。
交通系ICカードを使用している人は絶対にやったほうが良いおすすめの改造です。
ここが嫌 -使うのをやめた理由-
非常に良いコンセプトの財布ですが、あまり良くない点もあります。
- ロゴが微妙
- 収納力が低い
- 内張りの品質
- コバの仕上げ
- カードが擦れる
これらの点が気になり始めて、僕は使うのをやめてしまいました。
ロゴが微妙
個人的にロゴがあまり好きではありません。

この丸ゴのようなフォントはやや安っぽい気がするんですよね、特にブッテーロレザーのような高級感のある革には似合わない。
ロゴが内側にあって目立たないデザインのものもあるようです↓
収納力が低い
コンセプト上仕方ないのですが、小銭やカードの収納枚数に気を遣う必要がありそれがだんだん面倒くさくなってきました。
また、前述したとおり500円玉の扱いにも不満がありました。
内張りの品質とコバの仕上げ
内張りの品質はあまりよくありません。

特に折りたたまれる部分は長く使っているとボロついてきます。
また、コバも割と割れやすい印象です。

どちらも僕が酷使した部分もあるとは思いますが、外側の革(ブッテーロ)と比較して弱いのは確かだと思います。
ちなみに通常のエンボスバージョンも内張り、コバともに同じ仕上げでした。
カードが擦れる
1つのポケットに重ねて入れる為、カード同士が擦れてしまいます。
僕は頻繁にカードを出し入れしていたので、子キズが付いたり印刷が掠れたりしていました。
まとめ
最後の方で結構ネガティブな意見を書きましたが、そのデメリット以上にメリット(圧倒的な薄さ)が魅力的な財布だと思います。
今は違う財布を使用していますが、たまにこの財布が恋しくなる時があるのです。
キャッシュレスが進んできた現在、財布に求められる収納力が減ってきたのでより時代に合った財布だと思います。
もしかしたらまた戻ってきてしまうかもしれません。







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